川崎市でスクールバスを
待っていた
小学生らが
包丁で
刺され20
人が
死傷した
事件で、
容疑者の
男が
凶器の
包丁2本をことし
2月に
東京 町田市の
量販店で
購入したとみられることが
捜査関係者への
取材で
分かりました。
先月28
日、
川崎市多摩区の
路上でスクールバスを
待っていた
小学生や
大人が
次々と
包丁で
刺される
などして、
いずれも
都内に
住む小学6年生の
栗林華子さん(11)と、
外務省職員の
小山智史さん(39)が
死亡した
ほか、18
人が
重軽傷を
負いました。
事件のあと自殺した岩崎隆一容疑者(51)は刃渡りおよそ30センチの柳刃包丁2本を凶器として使ったほか、リュックサックの中に別の包丁2本を所持していましたが、このうち柳刃包丁2本は、ことし2月に自宅からおよそ11キロ離れた東京町田市の量販店で購入したとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。
量販店には同じタイプの柳刃包丁2本が売れた記録が残っていたほか、容疑者の自宅の捜索で量販店のシールが貼られた空の包丁の箱が見つかったということです。
レシートは見つかっていませんが、警察は岩崎容疑者が包丁を事前に購入し、入念に事件の計画を立てていた疑いがあるとみて調べています。
親族のみで栗林華子さんの葬儀
事件で亡くなった栗林華子さんの両親の代理人弁護士によりますと、31日、親族のみで華子さんの葬儀が行われたということです。