東京秋葉原で、
7人が
死亡10
人が
重軽傷を
負った
通り魔事件からきょうで11
年です。
現場には
花を
手向けに
訪れる人たちの
姿がみられました。11
年前の
平成20
年6月8日、
大勢の
人たちでにぎわう
東京秋葉原の
歩行者天国に
トラックが
突っ込み、
通行人がはねられたうえ、
次々に
ナイフで
刺され、
7人が
死亡10
人が
重軽傷を
負いました。
この事件では、当時25歳で事件を起こし、殺人などの罪に問われた加藤智大死刑囚(36)の死刑が確定しています。
事件から11年となる8日、現場の交差点には、ことしは献花台は設けられていませんが、花を手向けたり手を合わせたりする人たちの姿がみられました。交差点には、事件の概要が記された貼り紙がされていて、当時を知らない若い世代や子どもたちも、それを見て立ち止まって手を合わせていました。
40代の男性は「先日起きた川崎市の事件も世の中に自分が認められていないと思って事件を起こしたのかと思うと、そのような人が救われ、事件がなくなることを祈りたい気持ちになります」と話しました。
毎年6月8日に現場を訪れているという30代の男性は「11年がたち、この場所で悲惨な事件が起きたことを知らない人が増えていますが、この日だけはみんなに思い出してほしいです」と話していました。