8日午前、
大阪茨木市で
人が
乗っていなかった
クレーン車がバックで
走り出し、
電柱に
衝突しました。
この事故による
けが人はいませんでしたが、
電柱1本が
なぎ倒されて、
付近の
およそ180
戸が
一時、
停電したということで
警察が
事故の
状況を
調べています。
8日午前9時40
分ごろ、
茨木市宿久庄で「
クレーン車が
事故を
起こして
電柱が
倒れている」と、
近所の
住民から
警察に
通報がありました。
警察によりますと、クレーン車は、バックの状態で下り坂を走り出し電柱1本に衝突してなぎ倒したあと、50メートルほど先のガードレールにぶつかってとまったということです。
当時、クレーン車には人が乗っておらず、この事故によるけが人はいませんでした。
また、関西電力によりますと、一時付近のおよそ180戸が停電したものの、正午すぎまでにすべて復旧したということです。
警察の調べに対し現場にいた50代のクレーンの運転手は、「運転席を降りてしばらくしたら勝手に走り出した」などと話しているということで、警察が事故の状況を調べています。
近隣の中学・高校午後の授業取りやめ
停電の影響で、現場近くにあるいずれも私立の早稲田摂陵中学校と高校、向陽台高校では、エアコンやトイレなどが使用できなくなったため、午後からの授業を取りやめました。