日本新聞: 学校連携観戦プログラム参加判断の指針政府が検討

学校がっこう連携れんけい観戦かんせんプログラム参加さんか判断はんだんの指針ししん政府せいふが検討けんとう

Jun 19, 2021 06:06

Furigana

東京とうきょうオリンピック・パラリンピックの競技きょうぎ会場かいじょうのある自治体じちたいなどの児童じどうや生徒せいとたちが観戦かんせんする「学校がっこう連携れんけい観戦かんせんプログラム」について、政府せいふは、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんやまん延まんえん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そちの地域ちいきにあたる場合ばあいに、学校がっこう側がわが参加さんかするかどうかを判断はんだんするための指針ししんを検討けんとうしていることがわかりました。

東京とうきょうオリンピック・パラリンピックの「学校がっこう連携れんけい観戦かんせんプログラム」は、競技きょうぎ会場かいじょうのある自治体じちたいなどが児童じどうや生徒せいとたちにチケットを割り当わりあてて観戦かんせんしてもらうもので、オリンピックでは全国ぜんこくでおよそ59万まん人にんの参加さんかが予定よていされています。

これについて政府せいふは、競技きょうぎ会場かいじょうが緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんやまん延まんえん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そちの地域ちいきにあたる場合ばあいに学校がっこう側がわが参加さんかするかどうかを判断はんだんするための基準きじゅんが必要ひつようだとして、指針ししんを検討けんとうしていることがわかりました。

指針ししんの案あんでは、大会たいかいの組織そしき委員いいん会かいの意見いけんも踏ふまえて、緊急きんきゅう事態じたい宣言せんげんの地域ちいきでは参加さんかを中止ちゅうしする、まん延まんえん防止ぼうし等とう重点じゅうてん措置そちの地域ちいきでは、自治体じちたいが参加さんかの可否かひについて統一とういつ的てきな考え方かんがえかたを示しめす、その他そのたの地域ちいきでは、各かく教育きょういく委員いいん会かいや学校がっこうが参加さんかするかどうかを判断はんだんするとしています。

「学校がっこう連携れんけい観戦かんせんプログラム」をめぐっては、新型しんがたコロナウイルスの感染かんせん対策たいさくへの不安ふあんなどから参加さんかを取とりやめる学校がっこうが相次あいついでいて、政府せいふは、東京とうきょう大会たいかいでの感染かんせん対策たいさくの徹底てっていを図はかるため、指針ししんの取とりまとめを急いそぐことにしています。