中国のネット通販大手「アリババ集団」の共同創業者であるジョー・ツァイ(蔡崇信)氏は17日までに、公の場から最近姿を消している同じ共同創業者であるジャック・マー(馬雲)氏の近況に触れ、「身を潜めて」いるものの、絵を描くなどの新たな趣味に取り組んでいると述べました。
ジャック・マー氏は昨年、技術革新を抑制していると中国当局を批判し、同国の銀行業界の「質屋」さながらの思考方法にも苦言を呈して政府の不興を買っていました。中国当局はこの後、アリババを含むIT企業への大幅な締め付けに乗り出していました。