台風から
変わった
低気圧と
前線の
影響で
各地で
激しい雨が
降り、
伊豆諸島では
局地的に
猛烈な
雨が
降っています。
関東甲信や
東北の
豪雨の
被災地でも
夜にかけて
雨が
続いて
洪水の
危険性が
高まるおそれがあり、
気象庁は
土砂災害や
川の
増水などに
警戒するよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、
台風20
号から
変わった
温帯低気圧と
前線の
影響で、
東日本と
東北の
広い範囲で
大気の
状態が
不安定になり、
特に伊豆諸島で
雨雲が
発達しています。
午前4時50分までの1時間に伊豆諸島の三宅島で88.5ミリの猛烈な雨を観測しました。
これまでの雨で三宅村では土砂災害の危険性が非常に高まり、土砂災害警戒情報が発表されています。
東日本と西日本の太平洋側では非常に強い風が吹き、海はしけとなっているところがあります。
大気の不安定な状態が続くため、東日本の太平洋側を中心に22日昼前にかけて局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降るおそれがあり、低気圧や前線の北上に伴って、関東甲信と東北の広い範囲で夜にかけて雨が続く見込みです。
23日朝までの24時間に降る雨の量は、
▽関東甲信と伊豆諸島で100ミリ、
▽東北で80ミリと予想され、台風19号の豪雨の被災地でも洪水の危険性が高まるおそれがあります。
気象庁は、土砂災害、川の増水、低い土地の浸水に警戒し、落雷や竜巻などの突風にも十分注意するよう呼びかけています。
台風21号 温帯低気圧に変わりつつ日本の東海上へ
非常に強い台風21号はマリアナ諸島付近にあって、勢力を強めながら24日ごろには小笠原諸島付近へ進み、その後、温帯低気圧に変わりながら26日土曜日ごろには日本の東の海上に達する見通しです。
今後の情報に注意してください。