大雨の
影響で、
千葉県内では
交通手段が
確保できない
などの
理由で
子どもたちが
帰宅できず、25
日夜は
校内などにとどまって
過ごすことになった
学校が
相次いでいます。
千葉県教育委員会によりますと、25
日午後5時の
時点で、
千葉市内をのぞく
県内の
公立学校では、
大雨のため
帰宅できず235
校の8222
人が
学校にとどまっている
状況だったということです。
内訳としては、高校で64校の4385人、中学校では53校の1865人、小学校では95校の1805人などとなっていました。
このあと、大半の学校では、保護者が迎えに来るなどして帰宅できたということですが、一部の高校などではJRなどの交通機関が運転を見合わせて交通手段が確保できないなどして、25日夜は生徒らが学校に泊まることになったということです。泊まることになった正確な生徒らの数は現時点ではわかっていません。
このうち、山武市の成東高校ではおよそ50人の生徒が校内の合宿所で泊まることになったほか、大多喜町の大多喜高校でも、1年生と3年生の生徒17人が校内の宿泊施設に泊まることになったということです。
また山武市の松尾高校では課外活動に出かけていた3年生およそ120人が、学校に戻る途中で電車が運休して帰れなくなり、急きょ確保した千葉市内のホテルの大部屋で宿泊することになったということです。
千葉県教育委員会によりますと、それぞれの学校では教師が付き添って、備蓄している食料や毛布を使うなどして対応しており、これまでのところ、生徒の体調が悪くなったなどの連絡は入っていないということです。
各学校では、26日、保護者に迎えに来てもらうなどして生徒らを帰宅させたいとしています。