那覇市に
ある首里城で
起きた
火災で、
出火直後に
現場に
駆けつけた
警備員が「
正殿」の
1階にある
窓から
煙が
激しく
出ているのを
目撃していたことが
警察などへの
取材でわかりました。
警察は、
警備員の
証言などから
正殿1階の
北側が
火元と
ほぼ断定し、
詳しい出火原因などを
調べることにしています。
先月31
日に
那覇市に
ある首里城で
起きた
火災では、
城内の
建物に
次々と
火が
移り11
時間にわたって
燃え
続け、「
正殿」
など城の
主要な
建物が
全焼しました。
出火当時、城内の警備員が、セキュリティー装置が異常を感知したため正殿の北側にある通路から建物内に入ろうとしたところ煙に気付き、連絡を受けた別の警備員が現場に駆けつけました。
この駆けつけた警備員が、状況を確認するために正殿北側から裏手に回ったすぐのところで、1階の窓から煙が激しく出ているのを目撃していたことが警察などへの取材でわかりました。
正殿内に設置された防犯カメラの映像には、セキュリティー装置が異常を感知した時間帯に、1階のあたりで発火したとみられる光が記録されていたということです。
警察は、警備員の証言や防犯カメラの映像などから正殿1階の北側が火元とほぼ断定し、詳しい出火原因などを調べることにしています。