トランプ大統領は21日、オンライン形式で開かれているG20サミット=主要20か国の首脳会議に出席しました。
今月3日の大統領選挙のあと、トランプ大統領が国際会議に参加したのは、20日に行われたAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に続いて2度目です。
ホワイトハウスの声明によりますと、G20サミットでトランプ大統領は、新型コロナウイルスの感染拡大の危機に向き合うために全力を尽くすと同時に減税や規制緩和などに基づいた、かつてないほどの経済の回復に力を注いできたと強調したということです。
そして、アメリカが記録的なスピードでワクチンや治療法の開発に積極的にあたってきたとしたうえで、今後の経済成長や発展のためにG20の各国が協力していくことの重要性を再確認したとしています。
トランプ大統領は、ウイルス対策と同時に経済の回復で成果を挙げていると強調した形ですが、アメリカでは20日に1日当たりの感染者の数が、これまでで最も多いおよそ19万5000人に上るなど、感染拡大が深刻化しています。