中国の大学の寮で管理人が感謝祭に合わせ菓子を配ろうとしたところ、「宗教色のある欧米の祝日」を宣伝しているとして、学生から批判を浴びる出来事がありました。インターネット上では、政府による大学統制強化をめぐる激しい議論に発展しています。
批判を受けたのは、中国東北部にあるハルビン工業大学の職員の女性です。ネット上に投稿されたスクリーンショットによると、女性は26日、対話アプリに「今日は欧米では感謝祭なので、この機会を利用して私の仕事を支えてくれる寮の学生に感謝を表したい」と書き込みました。
これに対し、学生の一人が激しく反応しました。「欧米の祝日」を広めるのは「不適切」だとして女性を批判しました。