インターネットの
児童ポルノサイト
を通じて少女のわいせつな
動画を
販売していたとして、
埼玉県の38
歳の
無職の
男が
愛知県警に
逮捕されました。
警察は
男が
児童ポルノ
などを
販売して1
億1000
万円以上の
不正な
利益を
得ていたとみて
調べを
進めています。
逮捕されたのは、
埼玉県北本市の
無職、
齋藤大輔容疑者(38)です。
警察によりますと、ことし6月、国内最大級の児童ポルノサイトを通じて、少女のわいせつな動画1点を販売したとして児童ポルノ禁止法違反などの疑いが持たれています。
警察がサイトの運営者らを検挙し、捜査を進めるなかで、サイトの会員情報などから齋藤容疑者が動画を販売していた疑いがあることがわかったということです。
齋藤容疑者は、このサイトなどを通じてことし6月までの3年半の間に児童ポルノの動画などを販売し、1億1000万円以上の不正な利益を得ていたとみられるということです。
警察はこのサイトを通じて児童ポルノなどを販売し、200万円から2000万円の利益を上げていたとしてこのほかに7人を検挙していて、児童ポルノがネット上で高額で売買されている実態の解明を進めています。
児童ポルノの販売をめぐっては検挙されても罰金で済むケースもあり、児童ポルノの事件に詳しい弁護士は「もうかることを知ってしまっているので中には繰り返す人もいる」と悪質さや摘発の強化の必要性を指摘しています。