アメリカメディアによりますと、ソマリアにはおよそ700人のアメリカ軍が駐留していますが、国防総省は、4日、トランプ氏の命令を受け、そのうちの一部の部隊を東アフリカの外に再配置し、残りの部隊をソマリアの近隣の国に再配置すると発表しました。
トランプ氏は、外国に駐留するアメリカ軍の縮小を公約としてきたことから、来年1月20日までの任期中に実現をアピールする狙いがあるとみられます。
ソマリアでは、イスラム過激派組織「アルシャバブ」が拠点を置いていて、治安の悪化への懸念が高まりそうですが、国防総省は「アメリカはアフリカから撤収したり、アフリカへの関与を絶つわけではない」と強調しています。