地球温暖化対策の国際的な枠組み「パリ協定」が採択されて5年となる12日を前に、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんが、目標の達成に向けた行動が不十分だと改めて訴えるメッセージを発表しました。
グレタさんは自身のSNSに11日に投稿したビデオメッセージで「なすべきことと実際に行われていることとの差は刻一刻と広がりつつある」と強調。パリ協定は「気温上昇を産業革命前に比べ2度未満に抑える」ことを掲げていますが、各国が「空虚な言葉で新たな抜け穴を作り出している」と批判し、具体的な行動を起こすよう改めて訴えました。