北欧・ノルウェーの港で車が海に転落し、水温.05℃の冷たい海から運転手らを救ったのは、水に浮かぶ“サウナ”でした。
水中でブレーキランプを光らせる黒色の車。
1日、ノルウェーの首都、オスロの港で男女2人が乗った乗用車が海に転落しました。
すると沈んだ車にボートが近付いていき、海の中から2人を引き上げました。
救助に当たったのは車の近くにいた「フローティングサウナボート」と呼ばれる海上でサウナを楽しむことができるボートで、サウナ客の一人が海に浮かぶ乗用車に気付いたということです。
サウナボートの船長 ニコライ・ノルダールさん
「水温は.05度で、水面には氷が浮かんでいました。彼らはショックを受けていました。体を温めるために、彼らをサウナの中に入れました」
サウナボートに救助された2人は「命を救ってくれた」と話し、感謝しているということです。