将棋しょうぎ「王将おうしょう戦せん」第だい4局きょく 藤井ふじい八はち冠かん 防衛ぼうえいか 菅井すがい八はち段だんが1勝しょう返かえすか

「王将おうしょう戦せん」七なな番ばん勝負しょうぶの第だい4局きょくは東京とうきょう 立川たつかわ市しで行おこなわれ、挑戦ちょうせん者しゃの菅井すがい八はち段だんが先さきに対局たいきょく室しつに入はいると、続つづいて藤井ふじい八はち冠かんが盤ばんの前まえに座すわりました。

対局たいきょくは午前ごぜん9時じに始はじまり、先手せんての藤井ふじい八はち冠かんがお茶おちゃをひとくち含ふくんで飛車ひしゃ先さきの歩ふを突つくと、菅井すがい八はち段だんは歩ふを動うごかして角かく道どうを開あけ、飛車ひしゃを横よこに移動いどうさせる得意とくいの「振ふり飛車ひしゃ」の戦型せんけいで応おうじました。

日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいによりますと、藤井ふじい八はち冠かんは去年きょねん1年間ねんかんに獲得かくとくした賞金しょうきんと対局たいきょく料りょうが1億おく8634万まん円えんと過去かこ最高さいこうを記録きろくし、すべての棋士きしの中なかでトップとなりました。

藤井ふじい八はち冠かんは今回こんかいのタイトル戦せんがことし最初さいしょの防衛ぼうえい戦せんで、ここまで3連勝れんしょうし、タイトル防衛ぼうえいと「王将おうしょう戦せん」3連覇れんぱに王手おうてをかけています。

対たいする菅井すがい八はち段だんは、去年きょねん、藤井ふじい八はち冠かんに敗やぶれた「叡あきら王おう戦せん」以来いらいとなる雪辱せつじょくを期きす戦たたかいで、初はつの「王将おうしょう」タイトル獲得かくとくに望のぞみをつなぎたいところです。

第だい4局きょくの勝敗しょうはいは8日にち午後ごごに決きまる見通みとおしです。

藤井ふじい八はち冠かん 獲得かくとくの賞金しょうきんと対局たいきょく料りょう 2年ねん連続れんぞくトップ

日本にっぽん将棋しょうぎ連盟れんめいによりますと、藤井ふじい聡さとし太たい八はち冠かんが去年きょねん1年間ねんかんに獲得かくとくした賞金しょうきんと対局たいきょく料りょうは1億おく8634万まん円えんで、すべての棋士きしの中なかで2年ねん連続れんぞくトップでした。

獲得かくとく賞金しょうきんは前まえの年としを6000万まん円えん以上いじょう上回うわまわり、羽生はぶ善治よしはる九きゅう段だんが1995年ねんに獲得かくとくした1億おく6597万まん円えんを超こえ、統計とうけいを取とり始はじめて以来いらい、過去かこ最高さいこうとなりました。