
6日、トルコとシリアで大きな地震が起こってから1年になりました。この地震で5万9000人以上が亡くなりました。
トルコでは、家が壊れた人など約70万人が、今もコンテナで生活しています。シリアでも、たくさんの人がテントで生活しています。
姫路赤十字病院の高原美貴さんは、去年5月からシリアで支援をしています。高原さんによると、シリアでは国の中で戦争が続いていて、支援の活動ができない場所があります。このため、壊れた建物などは今もそのままになっています。

日本赤十字社の竹下葉月さんは、トルコで地震の被害を受けた人に、困っていることを聞きました。生活のお金などの支援が足りていないようです。竹下さんは「トルコでは、能登半島地震で被害を受けた人を心配して、祈ってくれる人がいました」と話しました。