名刺管理サービス会社の従業員を装い、他社の名刺管理システムのパスワードなどを入手して不正にログインしたなどとして、不動産投資会社の男が逮捕されました。
会社員の片岡和真容疑者(37)は、おととしから去年にかけて、別の会社の名刺管理システムのパスワードなどを入手し、不正にログインしたなどの疑いが持たれています。
警視庁によりますと、片岡容疑者は名刺管理サービス会社の従業員を装い、別の会社の知人にログイン設定に関するメールを送ってパスワードなどを入手していたということです。
片岡容疑者は容疑を否認しています。
片岡容疑者は400万件以上の名刺を閲覧していたとみられ、警視庁は、複数の企業の名刺管理システムに不正アクセスしていたとみて調べています。