大阪おおさか市し役所やくしょで開ひらかれた初はじめての対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎには、横山よこやま市長しちょうや市しの幹部かんぶ、それに大阪おおさか健康けんこう安全あんぜん基盤きばん研究所けんきゅうじょの研究けんきゅう員いんなど11人にんが出席しゅっせきしました。

会議かいぎの冒頭ぼうとうで横山よこやま市長しちょうは「今いまなお被害ひがいが増ふえ続つづけている中なかでステージが変かわってきた。状況じょうきょうや今後こんごの課題かだいをしっかり共有きょうゆうしていきたい。市しでやることをやったうえで、関係かんけい機関きかんと連携れんけいして対応たいおうしていきたい」と述のべました。

会議かいぎでは、これまでに3種類しゅるいの製品せいひんの製造せいぞう先さきの工場こうじょうがある岐阜ぎふ県けんと富山とやま市しに依頼いらいして調査ちょうさを実施じっししたことや、先月せんげつ30日にちに厚生こうせい労働ろうどう省しょうと市しで、紅べに麹こうじ原料げんりょうを製造せいぞうしていた大阪おおさか市内しないの工場こうじょうに立ち入たちいり検査けんさを行おこなったことなどが報告ほうこくされました。

そして、市しが食品しょくひん衛生えいせい法ほうに基もとづいて先月せんげつ、会社かいしゃに回収かいしゅうを命めいじた3種類しゅるいの製品せいひんについて、今月こんげつ1日にちの時点じてんでおよそ86万まん個こが129の自治体じちたいにあるおよそ2万まん3000の小売こうり店てんで販売はんばいされ、現在げんざい、それぞれの自治体じちたいの保健所ほけんじょが、製品せいひんの所在しょざいを確認かくにんしている状況じょうきょうなどが説明せつめいされました。

大阪おおさか市しはこの対策たいさく本部ほんぶに、食品しょくひん衛生えいせい監視かんし員いんなど13人にんからなる専属せんぞくの調査ちょうさチームを設もうけていて、今後こんご、会社かいしゃや国くになどと連携れんけいしながら、回収かいしゅう状況じょうきょうや健康けんこう被害ひがいの広ひろがりの把握はあくや、原因げんいん究明きゅうめいなどに取り組とりくむことにしています。

大阪おおさか市し 横山よこやま市長しちょう「ギアをあげて対応たいおうしていきたい」

対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎを終おえた後のち、大阪おおさか市しの横山よこやま市長しちょうは記者きしゃ団だんに対にたいし、「対策たいさく本部ほんぶ会議かいぎでは、大阪おおさか市し全体ぜんたいとしてどのように取り組とりくむのか確認かくにんすることができた。いまは被害ひがい情報じょうほうの把握はあくと、原因げんいん物質ぶっしつの特定とくていなど解明かいめいに取り組とりくむ必要ひつようがある。ステージが変かわってきている段階だんかいにあり、ギアをあげて対応たいおうしていきたい」と述のべました。