ゼレンスキー大統領 “25基のパトリオット必要” 支援訴え - Easy News

ウクライナのゼレンスキー大統領だいとうりょうは、ロシア軍ぐんによるミサイル攻撃こうげきなどで犠牲ぎせいが相次あいつぐ中なか、全土ぜんどを守まもるためには25基きの地ち対空たいくうミサイルシステム「パトリオット」が必要ひつようだと述のべ、欧米おうべいに支援しえんの強化きょうかを急いそぐよう訴うったえました。

ウクライナでは東部とうぶハルキウを中心ちゅうしんにロシア軍ぐんによるミサイルや無人むじん機きの攻撃こうげきが続つづいていて、6日にちにはハルキウの住宅じゅうたく街がいが被害ひがいを受うけ、地元じもと当局とうきょくによりますと市民しみん8人にんが死亡しぼうしました。

ゼレンスキー大統領だいとうりょうは6日にちに放送ほうそうされた地元じもとメディアとのインタビューで「ロシア軍ぐんの攻撃こうげきはかなり激はげしい。この1か月かげつのような攻撃こうげきが毎日まいにち、続つづくならば十分じゅうぶんなミサイルがなくなるかもしれない」と述のべ、3月つきからの激はげしい攻撃こうげきが続つづけば、防空ぼうくうシステムのミサイルがつきるかもしれないと危機きき感かんを示しめしました。

そして「ウクライナ全土ぜんどを守まもるには25基きのパトリオットを持もつことが望のぞましい。数かずは多おおいように見みえるがウクライナの領土りょうども広ひろい」と述のべ、被害ひがいを減へらすためにも欧米おうべいに支援しえんの強化きょうかを急いそぐよう訴うったえました。

また、ゼレンスキー大統領だいとうりょうはロシア軍ぐんの撤退てったいや領土りょうどの回復かいふくなどを提唱ていしょうするウクライナの和平わへい案あんをめぐる初はじめての首脳しゅのう級きゅうの協議きょうぎについて、開催かいさい国こくとなるスイスとの間まで近ちかく具体ぐたい的てきな日程にっていで合意ごういできるという見通みとおしを示しめしました。