米国のトランプ前大統領は8日、人工妊娠中絶の権利は各州が決めるべきだとの認識を示しました。米国政治で最も繊細かつ議論の分かれる問題の一つについて、これまでで最も明確に自身の立場を表明しました。
トランプ氏は自らの運営するソーシャルメディア、トゥルース・ソーシャルのアカウントに投稿した動画の中で人工妊娠中絶を巡る見解に言及。規制の是非は「各州が投票か立法、もしくはおそらくその両方によって決定することになる」と述べました。
続けて、妊娠何週目までの中絶を認めるかについて、多くの州の規定は異なっており、一部には他より保守的な州もあると指摘しました。最終的には州民の意志が決め手になると続けました。