ロシア西部サンクトペテルブルク郊外の自然保護区が、交通量の多い道路を横断するヒキガエルたちが車にひかれないよう、カエルの安全を守るボランティアを募集しています。
サンクトペテルブルクの環境管理・環境保護・環境安全委員会はテレグラムを通じ、セストロレツク湿原保護区でヒキガエルの移動シーズンに備え、両生類を助けるボランティアの登録受け付けを開始したと発表しました。
ヒキガエルは暖かい季節になると繁殖期を迎え、森からセストロレツク貯水池の東岸に移動して産卵し、その後再び森へ戻ります。
しかし、ヒキガエルの移動ルート上に道路があり、ヒキガエルの個体数を脅かすようになっていました。そこで個体数を守るため、同保護区は産卵場所への安全な移動を助けるボランティアを毎年募集しています。