太平洋の島国ミクロネシアの孤島に1週間以上も取り残されていた男性3人が9日、米海軍と沿岸警備隊に救出されました。白砂のビーチにヤシの葉を並べて描いた大きな「HELP」の文字が手がかりとなりました。
助けられた男性は、予想外の親類との出会いも果たしました。
米沿岸警備隊によると、3人の男性は3月31日にミクロネシアのプルワット環礁を出発し、160キロ以上離れたピケロット環礁周辺で釣りを予定していましたが、ボートが大波に巻き込まれて船外モーターが破損しました。
3人は無人島のピケロット島に上陸したものの、無線は助けを呼ぶ前にバッテリー切れで使えなくなった。
そこでヤシの葉を集めて海岸に「HELP」の形に並べ、助けを待ったということです。
それから1週間はココナッツの実を食べてしのいです。飲み水は島内の小さな井戸から確保できました。