ランボルギーニ、フェラーリ、ベントレー、ロールスロイスといった超高級車メーカーの業績が好調です。世界経済に何が起ころうとも、超富裕層は増加し、さらに裕福になっているためです。
ランボルギーニは昨年、販売台数が初めて1万台を突破し、フェラーリも売り上げが17%以上増えました。しかし、わずかな車をごく少数の人々に売って利益を上げるには、これまで以上の創造力が求められます。
その結果、超高級車業界では、過剰とも思える個別のカスタマイズはもはや当たり前になっています。
購入者は、単にメニューから車の内外装の色を選ぶだけでなく、自分のスーパーカーや超高級スポーツ用多目的車(SUV)を地球上のどの車とも異なる外観にすることが可能です。超富裕層が所有する車の中には、彼らのためだけに10台未満といったごくわずかな台数しか製造されていない車もあります。
ランボルギーニ、ロールスロイス、ベントレーの3社は、個別の要望に応えたカスタム車についても記録的な売り上げを記録しました。この3社の車は基本価格がすでに高額ですが、カスタム車の価格はその倍になることもあります。