ドイツ・ベルリン近郊のテルトー市に植えられた約1000本の八重桜が見頃を迎えています。
例年より2週間早い開花ということで、市民らは例年より少し早い春の訪れと“HANAMI”を楽しんでいました。
冷戦時代、ここには東西を分断する壁が作られ、人々の往来はさえぎられていました。
東西ドイツの統一に合わせ、テレビ朝日ネットワークは「分断の象徴」だった場所を「平和の象徴」に変えようと桜を植樹するキャンペーンを展開、視聴者の支援で桜の並木道へと生まれ変わりました。
日本の花見の習慣もドイツ市民に伝わり、毎年、桜が咲く時期にはドイツ市民とともにベルリンで暮らす日本人や外国人らも一緒に花見を楽しんでいます。