16日午前8時ごろ那須町伊王野の林道脇を流れる川の河川敷で「マネキンのようなものが燃えている」と近所の人から警察に通報がありました。
駆けつけた警察官が確認すると、2人が遺体で見つかったということで、どちらも焼けていて、その時点では火はほぼ消えていたということです。
警察によりますと、遺体はどちらも焼けていて性別や年代はわかっていないということです。
通報のおよそ1時間前に付近を車で通りかかった人が火が出ているのを最初に見つけ、通報した人に伝えたということです。
現場は那須町の中心部から南東に10キロほど離れた山あいの場所にもかかわらず、付近では2人が乗ってきたとみられる車なども見つかっていないということです。
警察は現場の状況などから、何者かが遺体を遺棄して火をつけた疑いがあるとみて、身元の確認を進めるとともに詳しい状況を調べています。
現場近くに住む男性「地元の人以外は通らない場所」
遺体が見つかった現場の近くに住む70代の男性は「付近には3軒しか住宅がなく地元の人以外の車があればすぐ気が付くが、きのうの日中は見ていない。現場の道は先が行き止まりになっていて地元の人以外は通らない場所だ」と話していました。