8年前の4月、熊本地震があって、276人が亡くなりました。
熊本市では、地震で壊れた家を調べるのに時間がかかって、被害を受けた人の支援が遅くなりました。このため、熊本市の職員たちは、早く被害を調べることができるように勉強しました。
今年1月の能登半島地震で、石川県の珠洲市ではたくさんの家が壊れました。壊れた家の近くに行くことも大変でした。このため、ドローンで撮った写真などを見て、被害を調べることにしました。熊本市の職員にも手伝ってもらいました。
800kmぐらい離れた珠洲市の写真などを、熊本市で職員が見て、家がどのくらい壊れたか調べました。300件ぐらいの被害を調べました。
熊本市は「遠くからの支援は初めてでした。熊本地震の経験を役に立てることができました」と話しています。