天文学者のチームがこのほど、惑星の大気に虹色の光輪が発生しているとみられる現象を発見しました。太陽系外でこうした現象が観測されるのは初めてです。太陽系外の異世界に関する新たな洞察をもたらす可能性があります。
欧州宇宙機関(ESA)のケオプス宇宙望遠鏡からの観測で、系外惑星WASP76bに「光輪現象」が発見されました。WASP76bは地球から637光年離れた超高温の系外惑星。
地球上でしばしばみられるこの現象は、同心円状の色鮮やかな光の輪で構成され、光が均一な物質でできた雲に散乱されることで発生します。