今シーズンのスピードスケートのワールドカップの初戦は11日、ノルウェーで開幕し、初日の競技のうち、女子500メートルには、ことし2月の北京オリンピックのこの種目で銀メダルを獲得した高木選手が出場しました。
高木選手は、世界記録を持つ女子1500メートルなど、これまで中長距離を得意としてきましたが、今シーズンは、スプリントの強化のため短距離の500メートルに積極的に出場していくことにしています。
高木選手はスタートからの100メートルを全体の5番目で通過すると、その後はスピードに乗り、38秒17でフィニッシュして3位でした。
高木選手は、ワールドカップのこの種目で、初めての表彰台です。
優勝したのは、37秒55をマークした韓国のキム・ミンソン選手で、2位は38秒06で、オランダのユタ・レールダム選手でした。