カンボジアを
訪れている
岸田総理大臣は13
日午後、
アメリカ、
韓国との
個別の
首脳会談や、
日米韓3
か国による
首脳会談に
相次いで
臨みます。
正式な
日韓首脳会談は、
およそ3
年ぶりで、
両国の
関係改善に
向け、「
徴用」をめぐる
問題などの
懸案で
進展がみられるかが
焦点です。
訪問2日目となる13日、岸田総理大臣は、午前中、東南アジア諸国と国際機関の担当者らとの会合に出席し、コロナ後の経済再生をめぐって意見を交わしました。
これに続いて、まもなく東南アジア諸国と、アメリカ、中国、ロシアなども参加する「東アジアサミット」に臨むことにしています。
「東アジアサミット」では、ロシアによるウクライナ侵攻を非難するとともに、海洋進出を強める中国を念頭に、力を背景にした一方的な現状変更の試みに、重ねて懸念を示し、各国に協調を呼びかける方針です。
そして、午後には、アメリカ、韓国との個別の首脳会談や日米韓3か国による首脳会談に相次いで臨みます。
日韓の正式な首脳会談は、およそ3年ぶりで、冷え込んでいる両国の関係改善に向け、「徴用」をめぐる問題などの懸案で進展がみられるかが焦点です。
また、日米首脳会談では、東アジアの安全保障環境が厳しさを増す中、日米同盟の一層の強化を改めて確認するほか、日米韓3か国の首脳会談では、かつてない頻度で弾道ミサイルの発射を繰り返す北朝鮮への対応で足並みをそろえたい考えです。