世界的指揮者のアンドリス・ネルソンスさん率いるボストン交響楽団は13日、東京・港区のサントリーホールで19世紀末から20世紀初頭にかけて活躍した作曲家・マーラーの「交響曲第6番」を演奏しました。
日本では5年ぶりとなる公演に観客席からは大きな拍手が起こりました。
観客:「一音目が鳴った瞬間に、こんなにすごい音が鳴るんだという感覚を得たのが本当に久しぶりだった」
ボストン交響楽団音楽監督、アンドリス・ネルソンスさん:「私たちは世界に良い影響を与えることができます。音楽はその一つの手段だと思っています。だからこそ、皆さまに感謝しています」
ネルソンスさんは終演後このように述べ、「音楽を通して人と人がつながれることは戦争といった恐ろしい状況に出口があることを証明している」と語りました。