豪ミュージアムズ・ビクトリア研究所のチームがこのほど、インド洋で奇妙な姿形をした新種の深海生物を複数発見しました。
研究チームは今回、オーストラリア北西岸を出発し、遠く離れたココス(キーリング)諸島の海洋公園まで船で渡りました。
研究者らはこれまで未探査だった海底の3D地図を作成しました。地図は遠く離れたこの海域の深海を垣間見せるものとなりました。
ミュージアムズ・ビクトリア研究所の主任科学者、ティム・オハラ氏は「非常に詳細な地図を作成しました。信じられないことだが、これまで地図が作られたことはなかった」と振り返ります。これにより、渓谷や尾根、古い海底火山などからなる水中世界の全容が明らかになったということです。
発見された海洋生物の中には、これまで知られていなかった盲目のウナギも含まれます。