一方、ロシアのプーチン
大統領は25
日、
首都モスクワで
開かれた
兵器を
製造している
国営企業の
式典で
演説し、「
最優先の
課題は、
特別軍事作戦に関するロシア
軍部隊の
需要を
満たすことだ。
製造と
供給を
増やす必要があり、われわれも
迅速に
支援する」と
述べ、
兵器のさらなる
製造を
指示しました。
プーチン大統領は、この日、武闘派の側近として知られ、チェチェンの部隊を率いるカディロフ氏とも会談し、軍事侵攻への貢献に謝意を示すとともに、今後の作戦についても意見を交わしたということで、侵攻を続ける姿勢を強調しています。
一方、イギリス国防省は26日、ロシア軍はソビエト時代の1980年代に開発された老朽化した核ミサイルから核弾頭を取り外して戦闘に使用しているとみられると指摘しました。
これらのミサイルを発射することで、ウクライナ軍の防空システムに負担を与えるねらいがあるのではないかとしています。
そして、「ロシア軍の長距離ミサイルの在庫が枯渇していることを際立たせている」と指摘し、ロシア軍がミサイル不足に直面していると分析しています。