また、国防科学院のチャン・チャンハ院長を軍の大将に引き上げるなど、今回の発射に関わった100人余りを昇格させるとともに、片側11輪の移動式発射台に「英雄」の称号を与えました。
北朝鮮としては「国家核武力の完成」を宣言して29日で5年の節目となるのを前に、核・ミサイル開発をキム総書記の業績として誇示し、国威発揚を図りたい思惑がありそうです。
27日付けの北朝鮮の朝鮮労働党機関紙「労働新聞」は、今月18日に発射した新型ICBM級の「火星17型」の開発に携わった国防科学院の科学者らが、キム・ジョンウン総書記に送った書簡の内容を伝えました。
書簡では、キム総書記が「火星17型」について、ことし中に完成を宣言するよう指示していたとしたうえで、「最終発射実験で完全な大成功を収めた」と強調しました。
また、キム総書記が地下発射場の整備に言及したことも初めて明らかにし、アメリカ全土が射程に入る可能性がある「火星17型」の探知や迎撃を難しくするねらいがあるとみられます。
また、国防科学院のチャン・チャンハ院長を軍の大将に引き上げるなど、今回の発射に関わった100人余りを昇格させるとともに、片側11輪の移動式発射台に「英雄」の称号を与えました。
北朝鮮としては「国家核武力の完成」を宣言して29日で5年の節目となるのを前に、核・ミサイル開発をキム総書記の業績として誇示し、国威発揚を図りたい思惑がありそうです。