NATOの外相会議では、厳しい冬となる中、ロシア軍からインフラ施設などへのミサイル攻撃を受けているウクライナを支援する姿勢を一層強く打ち出すとみられます。
またロシアからの圧力にさらされているとして、旧ソビエトのモルドバやジョージアなどへの支援も強化することで合意する見通しです。
NATOのストルテンベルグ事務総長は会議を前に記者団に対し「NATOはこれまでも前例のない支援をウクライナに提供してきたし、これからも支援を続ける」と強調しました。
今回の会議では、ことし5月にNATOへの加盟を申請し、現在、各国が加盟に向けた批准の手続きを進めている北欧のフィンランドとスウェーデンもすべての議論に参加する予定です。
会議は、29日から2日間の日程で開かれます。