サッカーの元ブラジル代表で「王様」と呼ばれたペレさん(82)が3日、入院先からインスタグラムを通し、「力強く、たくさんの希望を持っていつも通りの治療を受けている」と報告しました。
ペレさんは昨年9月に結腸がんの摘出手術を受け、同12月に化学療法のため入院しました。先月29日から治療の見直しのため、サンパウロ市内の病院に入院しています。
現地メディアは病状の悪化を伝えていましたが、本人は「友人の皆さんには落ち着いた、前向きの気持ちでいてほしい」と投稿。医療、看護スタッフへの感謝と神への信仰に言及し、「世界中から届く愛のメッセージのおかげで力がみなぎっている。ワールドカップ(W杯)のブラジルにも注目を」と書き込みました。