中心の気圧は935ヘクトパスカル中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルで、中心から半径220キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いています。
台風の影響で沖縄県の大東島地方では、しだいに風が強まり、うねりを伴って大しけとなっています。
台風は30日以降進路を北東に変えて進み、1日、金曜日には非常に強い勢力で伊豆諸島にかなり近づく見込です。
30日にかけて予想される波の高さは ▽伊豆諸島と小笠原諸島で8メートル ▽沖縄で7メートル ▽鹿児島県の奄美地方と近畿、東海で6メートルとなっています。 その後、1日には伊豆諸島で11メートルの猛烈なしけとなり、小笠原諸島と東北から近畿にかけての太平洋側では6メートルから8メートルの大しけが予想されています。 必要な作業は早めに終え海岸には近づかないようにしてください。
1日に予想される最大風速は ▽伊豆諸島で30メートルから40メートル ▽東海と関東で25メートルから29メートル 最大瞬間風速は ▽伊豆諸島で40メートルから60メートル ▽東海と関東で35メートルから45メートルとなっています。 伊豆諸島や東日本の沿岸部では走行中のトラックが横転したり、看板が飛んだりするほどの風が予想され、屋外での行動は極めて危険です。 大雨にも警戒が必要です。 台風の接近で伊豆諸島では30日には雨が強まり、1日には東日本と北日本の太平洋側でも非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。 30日の昼から1日昼までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで ▽伊豆諸島で200ミリから300ミリ ▽関東甲信と東海で100ミリから150ミリと予想されています。 伊豆諸島では大荒れの天気となるほか、関東甲信をはじめとする東日本や、北日本の太平洋側でも暴風や大雨になるおそれがあります。 風や雨が強まる前にハザードマップで自宅周辺の災害のリスクや避難方法を確認するとともに、風で飛ばされやすいものは室内にしまうなど、早めの備えを進めてください。
台風接近前から波高まる
暴風・大雨 早めの備えを