韓国国防省によりますと、北朝鮮は6日午後4時ごろから5時ごろにかけて、南北の境界に近い韓国の延坪(ヨンピョン)島の北西で60発以上の砲撃を行ったということです。
これに対し、韓国軍は早速「我々を威嚇するなら相応の軍事的措置を取る」との声明を出し、北朝鮮を牽制(けんせい)しています。
一方、北朝鮮は5日午前にもほぼ同じエリアで192発の実弾射撃訓練を行い、実施後にはメディアを通じ「年頭から大規模訓練を行った大韓民国に対する当然の対応だ」などと主張していました。
朝鮮半島では年明けから南北双方が黄海上で砲撃を実施するなど緊張が高まっています。