連休明けの9
日の
東京株式市場、
日経平均株価は
一時、600
円以上値上がりし、
取り引き時間中としてはバブル
期の1990
年3
月以来、33
年10
か月ぶりに3
万3900
円台をつけました。
8日のニューヨーク市場でハイテク関連などを中心に株価が大きく値上がりした流れを受けて、東京市場でも取り引き開始直後から半導体関連などの銘柄に買い注文が広がっています。
日経平均株価が取り引き時間中に3万3900円台をつけるのは、バブル期の1990年3月12日以来、33年10か月ぶりです。
▽日経平均株価、午前の終値は先週末の終値より481円21銭高い、3万3858円63銭。
▽東証株価指数=トピックスは、22.20上がって2415.74。
▽午前の出来高は8億6986万株でした。
市場関係者は「長期金利の低下などを背景に8日のニューヨーク市場で、ハイテク関連の銘柄が多いナスダックの株価指数が大きく上昇したことを受けて、東京市場でも半導体を中心に幅広い銘柄で買い注文が優勢になっている。国内では物価上昇を受けた価格転嫁が進み、堅調な業績を背景にさらなる賃上げを表明する大手企業が相次いでいて、デフレからの本格的な脱却に対する投資家の期待感の高まりも株価を下支えしている」と話しています。