Báo tiếng Nhật: 羽田空港事故日本航空パイロット衝突後は“操縦不能と認識”

羽田はた空港くうこう事故じこ日本にっぽん航空こうくうパイロット衝突しょうとつ後ごは“操縦そうじゅう不能ふのうと認識にんしき”

Jan 11, 2024 01:01

Furigana

羽田はた空港くうこうで起おきた航空機こうくうきどうしの衝突しょうとつ炎上えんじょう事故じこで、日本にっぽん航空こうくうがパイロットから聞きき取とりを行おこなったところ、衝突しょうとつ後ごの状況じょうきょうについて「ブレーキなどを操作そうさしたが機能きのうせず、操縦そうじゅう不能ふのうだと認識にんしきした」と話はなしていることがわかりました。国くにの運輸うんゆ安全あんぜん委員いいん会かいは衝突しょうとつから乗客じょうきゃくが脱出だっしゅつするまでの経緯けいいについても詳くわしく調査ちょうさしています。

今月こんげつ2日にち、日本にっぽん航空こうくうの旅客機りょかくきが羽田はた空港くうこうに着陸ちゃくりくした直後ちょくごに、滑走かっそう路上ろじょうにいた海上かいじょう保安庁ほあんちょうの航空こうくう機きと衝突しょうとつして炎上えんじょうした事故じこでは、着陸ちゃくりくの18分ふん後ごに乗客じょうきゃく乗員じょういん379人にん全員ぜんいんが脱出だっしゅつ用ようシューターで避難ひなんしました。

この事故じこで、日本にっぽん航空こうくうがパイロットから聞きき取とりを行おこない、事故じこ前後ぜんごの経緯けいいをまとめました。

それによりますと、着陸ちゃくりく後ごの状況じょうきょうについて「通常つうじょうどおりに着陸ちゃくりくした直後ちょくごに一瞬いっしゅん何なにかが見みえ、強つよい衝撃しょうげきがあった。その後そのご、機体きたいは滑すべっているという感覚かんかくだった」としています。

そのうえで、「機長きちょうが、ブレーキ、尾翼びよくの方向ほうこう舵かじ、車輪しゃりんの向むきを変かえるハンドルなどを操作そうさしたが機能きのうせず、アンコントローラブル＝操縦そうじゅう不能ふのうだと認識にんしきした」ということです。

滑走かっそう路ろ脇わきの草地くさちに機体きたいが停止ていししたあとの状況じょうきょうについては、「停止ていし後ご、操縦そうじゅう室しつ内ないは真っ暗まっくらだった。すぐに緊急きんきゅう脱出だっしゅつが必要ひつようだと認識にんしきした」としていますが、「エンジンへの消火しょうか剤ざいの散布さんぷが完了かんりょうしたことを示しめすライトが点灯てんとうしなかった。操縦そうじゅう室しつから客室きゃくしつ乗務じょうむ員いんに緊急きんきゅう脱出だっしゅつを指示しじする装置そうちも機能きのうしなかった」ということです。