石川県によると、能登半島地震で11日午後2時までに213人が亡くなりました。この中の8人は、避難したあとの生活で体の具合が悪くなって、亡くなったと考えられています。
石川県では寒い日が続いていて、水道や電気が止まっている所もあります。県は、避難したあと亡くなる人がいないように、ホテルや旅館で生活できるようにする計画を進めています。
県はホテルなどが用意できるまで、金沢市の大きなスポーツセンターにお年寄りや妊娠している女性などが入ることができるようにしました。この建物の中には、シャワーやたくさんのテントがあります。
県は10日までに、200以上のホテルや旅館に6200人以上が入ることができるようにしました。馳知事は「この計画を急いで進めていきたいです」と話しました。