プロ野球のドラフト
会議が26
日行われます。ことしは
新型コロナウイルスの
影響で
選手のアピールの
機会が
限られたなか、
大学屈指の
強打者、
近畿大の
佐藤輝明選手を3
球団以上が1
位で
指名する
見込みで、
どの球団が
交渉権を
獲得するのか
注目されます。ことしのドラフト
会議は
新型コロナウイルスの
感染防止のため、
各球団ごとに12の
部屋を
用意して
オンラインで
開催されます。
1位で指名が重複した場合は各球団の代表者が抽せん会場に移動し抽せんが行われます。
ことしは新型コロナウイルスの影響で選手のアピールの機会が限られたなか、再開したリーグ戦でプレーする大学生の存在感が高まっています。
このうち、関西学生野球の通算ホームラン記録を更新した近畿大の佐藤選手はオリックスとソフトバンク、それに巨人が1位指名を公表しているほか、秋のリーグ戦で圧倒的なピッチングを見せている最速155キロの早稲田大の早川隆久投手はロッテとヤクルトが1位指名を公表しました。
また、最速156キロの苫小牧駒沢大の伊藤大海投手を地元の日本ハムが。
高校生ナンバーワンとも評価される愛知・中京大中京高校の高橋宏斗投手を地元の中日がそれぞれ1位で指名すると公表しています。
このほか、ドラフト会議で指名を拒否して海外の球団と契約した選手が日本に戻っても一定期間はプロ野球の球団と契約できないいわゆる「田澤ルール」が撤廃されました。
このため、大リーグのレッドソックスで2013年に中継ぎとしてワールドシリーズ制覇に貢献し、ことし7月から独立リーグBCリーグの埼玉でプレーしている田澤純一投手が指名される可能性があります。
ドラフト会議は26日午後5時から東京都内で行われます。