現職と
新人、あわせて6
人の
争いとなった
大阪府知事選挙は、
大阪維新の
会の
現職、
吉村洋文氏の2
回目の
当選が
確実になりました。
吉村氏は、大阪府出身の47歳。
弁護士で、大阪市議会議員や衆議院議員を経て、平成27年の大阪市長選挙で初当選し、3年あまり市長を務めました。
そして、平成31年に大阪府知事だった松井一郎氏とともに辞職し、入れ代わる形で知事選挙に立候補して初当選しました。
今回の大阪府知事選挙は、大阪維新の会の代表を務める現職の吉村氏に、自民党や立憲民主党の議員が自主的に支援した法学者の谷口氏や、共産党が推薦した元参議院議員の辰巳氏らが挑む構図となりました。
選挙戦で、吉村氏は、新型コロナへの対応などにあたった1期4年の実績を強調するとともに、大阪府と大阪市が一体となって成長戦略を進めていくことや、所得制限のない高校授業料の無償化を実現することなどを訴えました。
そして、維新の支持層を固めたほか、自民党や公明党、支持政党を持たない無党派層などからも支持を集め、2回目の当選を確実にしました。