前線が通過したあとは北日本から西日本の広い範囲で、黄砂が飛来すると予想されています。
気象庁の最新の分布予測によりますと、黄砂は12日朝には北日本や西日本の日本海側に到達し、昼ごろには日本海側の広い範囲に広がるとみられています。
昼すぎから夕方にかけては東北や北海道を中心に地表付近の濃度が高くなると予想されています。
12日夜から13日の朝にかけては太平洋側を含む広い範囲に広がり、14日には日本の東の海上に抜ける見込みです。
13日にかけて日本の広い範囲で「視程」が10キロ未満となり、ところによって5キロ未満になると予想されています。
屋外で洗濯物に黄砂が付着するなどの影響が予想されるほか、「視程」が5キロ未満になると交通への影響が発生するおそれがあり、気象庁が注意を呼びかけています。