日本新闻: 警察が「ウサギのおまわりさん」採用、警官や住民の癒やしに期待　米加州

警察けいさつが「ウサギのおまわりさん」採用さいよう、警官けいかんや住民じゅうみんの癒いやしに期待きたい　米加州べいかしゅう

Apr 13, 2023 07:04

Furigana

米べいカリフォルニア州しゅうのユバシティー警察けいさつは、心こころを癒いやしてくれる新人警官しんじんけいかんとしてウサギの「パーシー」を採用さいようしたと発表はっぴょうした。フェイスブックの投稿とうこうには小ちいさな警察犬けいさつけんのハーネスを着つけた白茶はくちゃウサギの写真しゃしんを添そえ、「おまわりさんのパーシーは日中にっちゅう、警察署けいさつしょに駐在ちゅうざいしています。みんなを支ささえてくれる動物どうぶつです」とコメントしている。

パーシーは警察官けいさつかんのアシュリー・カーソンさんが昨年さくねん１０月がつ、道路上どうろじょうで発見はっけん。ペットとして飼育しいくされていたウサギと判断はんだんして動物管理局どうぶつかんりきょくに持もち込こんだが、飼かい主ぬしは現あらわれなかった。

そこで別べつの警官けいかんが里親さとおやになり、発見場所はっけんばしょの道路どうろ「パーシー・アベニュー」にちなんでパーシーと命名めいめいされた。

心こころを支ささえてくれる動物どうぶつの人気にんきはここ数年すうねんで高たかまっている。不安ふあんやうつの軽減けいげんなど健康上けんこうじょうのメリットがあることを裏付うらづける研究論文けんきゅうろんぶんも相次あいついで発表はっぴょうされている。

２０２０年ねんの研究けんきゅうでは、動物どうぶつに触ふれることで認知にんちや感情かんじょうをつかさどる脳のうの活動かつどうが活発化かっぱつかすることが判明はんめい。２２年ねんの研究けんきゅうでは、セラピー犬けんと１０分間一緒ぷんかんいっしょに過すごすだけで、緊急治療室きんきゅうちりょうしつの患者かんじゃの苦痛くつうが軽減けいげんすることが分わかった。