カジノを
含むIR=
統合型リゾート
施設について、
政府は
今月14
日、2029
年の
開業を
目指すとした
大阪府と
大阪市の
整備計画を
認定しました。
こうした中、IRの説明などに使用するため、事業者側が作成し、大阪府などが公表していた動画と静止画について、アーティストの奈良美智さんが、みずからの作品のイメージが許可なく使用されていると指摘したことなどから、府などが事実関係を調べていました。
そして、大阪府と大阪市でつくるIR推進局の担当者が17日午後、記者会見し、事業者側に確認した結果、奈良さんと、現代美術家の村上隆さんの著作物、合わせて2点について、著作者などから利用の許諾を得ていない可能性が高いという報告があったことを明らかにしました。
これを
受けて、
府などは、こうした
動画と
静止画について、ホームページから
削除し、
利用を
停止するとともに、
引き続き、
事実関係の
確認を
進めるほか、
著作物の
権利関係の
把握を
徹底するよう
事業者側に
求めるなど、
再発防止に
取り組むとしています。
一方、府などによりますと、動画などを公表したあとのおととし10月に、外部から、著作物の権利に関する問い合わせがあり、事業者側に確認しましたが、「利用許諾を適切に取得している」などと回答があったということです。
府と大阪市でつくるIR推進局の坂本篤則局長は、「確認が不十分だったことは否めず、おわび申し上げる」と述べました。
著作権管理など行う財団「著作権法に違反する行為」
今回の
問題を
受けてアーティストの
奈良美智さんの
作品の
著作権管理などを
行う
財団が
コメントを
発表しました。
この中では「『あおもり犬(けん)』は、2006年の青森県立美術館の開館にあたり、奈良美智が故郷への万感の思いを込めて制作した非常に大切な作品です。著作者である奈良美智に許可なくこのようなイメージ図が作成されたことは極めて遺憾であり、著作権法に違反する行為と受け止めています。財団としても、大阪府市はじめ本件の関係者の方々に対し、誠実なご対応を求めていく所存です」としています。
「深く反省 再発防止策を講じる」
今回の
問題を
受けて、
運営事業者の「
大阪IR
株式会社」の
中核株主で
あるアメリカのIR
運営会社「MGMリゾーツ・
インターナショナル」の
日本法人は
コメントを
発表しました。
この中では「今回の使用はひとえに当社の不注意によるもので、決して適切な手続きを経ることなく無断で使用する意図はありませんでした。今回の事態に至ったことを、重く受け止め深く反省しております。当社は引き続き調査を進めるとともに、徹底した再発防止策を講じてまいります」としています。
また同じく中核株主であるオリックスは「芸術作品の使用については、その権利処理を含め大阪IRの共同事業者である『日本MGMリゾーツ』の親会社の『MGMリゾーツ・インターナショナル』が担当したものでした」とした上で「当社といたしましても今般の事態は大変遺憾であり、著作権者および関係者の皆さまに多大なご心配とご迷惑をお掛けしましたことを、心よりおわび申し上げます」としています。
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資源: NHK
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資源: NHK
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