日本新闻: 新型コロナ “脳で免疫の働きする神経細胞に感染” 慶応大など

新型しんがたコロナ “脳のうで免疫めんえきの働はたらきする神経しんけい細胞さいぼうに感染かんせん” 慶応大けいおうだいなど

Apr 18, 2023 05:04

Furigana

新型しんがたコロナウイルスは、脳のうの中なかで免疫めんえきの働はたらきをする種類しゅるいの神経しんけい細胞さいぼうに感染かんせんしやすいことが分わかったという実験じっけん結果けっかを、慶応けいおう大学だいがくなどの研究けんきゅうグループが発表はっぴょうしました。感染かんせんしたあとに起おきる神経しんけいの異常いじょうや後遺症こういしょうの原因げんいん解明かいめいにつなげたいとしています。

これは、慶応けいおう大学だいがくの岡野おかの栄さかえ之の教授きょうじゅらのグループが神経しんけい科学かがくの国際こくさい的てきな専門せんもん雑誌ざっしに発表はっぴょうしました。

グループは、新型しんがたコロナの脳のうへの影響えいきょうを調しらべようと、ヒトのiPS細胞さいぼうから▽3種類しゅるいの神経しんけい細胞さいぼうと▽脳のうの一部いちぶを再現さいげんした「オルガノイド」という細胞さいぼうのかたまりを作つくり、ウイルスが感染かんせんするかどうか調しらべる実験じっけんを行おこないました。