水につかった車は感電のおそれもあるため、水がひいてもエンジンをすぐにかけず、車の外に避難するよう注意が必要です。JAF=日本自動車連盟によりますと、九州北部に降った記録的な大雨の影響で、冠水した道路で立往生したり、水没したりした車からの救援要請が午前10時前までに合わせて267件に上ったということです。
佐賀県で192件と最も多く、福岡県で71件、長崎県で3件、熊本県で1件、救援要請がありました。
多くが、冠水した道路を走行している際、空気の吸い込み口からエンジンに水が入り、動けなくなったということです。
このほか、マンホールや側溝で脱輪したケースもあったということです。
JAFは、地下道やアンダーパスなど冠水しやすい道路を避けて走行するとともに、水につかった車は感電のおそれもあるため、水がひいてもエンジンをすぐにかけず、救援の要請をするよう注意を呼びかけています。