前線の
活動が
活発な
状態が
続き、
西日本と
東日本では30
日にかけて
局地的に
非常に
激しい雨が
降るおそれがあります。
これまでの
雨で
地盤が
緩み、
川の
水位が
高くなっている
地域があり、
気象庁は
土砂災害や
川の
氾濫などに
警戒を
続けるよう
呼びかけています。
気象庁によりますと、九州北部に記録的な大雨をもたらしている前線は、引き続き西日本から東日本にのびていて、暖かく湿った空気が流れ込み大気の不安定な状態が続いています。
九州北部には再び発達した雨雲がかかり、午後6時半までの1時間に長崎県南島原市で40ミリの激しい雨が降りました。
今月26日の降り始めからの雨量は多いところで500ミリから600ミリ以上に達し、佐賀県と長崎県、福岡県、熊本県には土砂災害警戒情報が発表されています。
大気の不安定な状態が続くため、西日本と東日本では30日にかけて局地的に雷を伴い1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が降るおそれがあります。
30日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで近畿で180ミリ、九州北部と東海で150ミリ、九州南部と北陸、関東甲信で100ミリと予想され、31日にかけて雨量が増える見込みです。
これまでの雨で、各地で地盤が緩んでいるほか川の水位が高い状態が続いていて、気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の氾濫に引き続き警戒するとともに、落雷や竜巻などの突風に十分注意するよう呼びかけています。