アマゾンの熱帯雨林では記録的なペースで森林火災が発生していて、G7議長国フランスのマクロン大統領が重要な議題の一つとするなど国際社会から対策を求める声が高まっています。
フランシスコ法王も25日、バチカンで行われたミサで、集まった数千人を前に「われわれは皆、アマゾンで拡大している大規模な火災について心配している。早く火災がおさまるよう祈りましょう」と述べました。
そして、アマゾンの森林が酸素を生み出し二酸化炭素を吸収していることから「この森林は地球の肺であり不可欠なものだ」として、問題の解決に向けた取り組みを呼びかけました。
アマゾンの熱帯雨林の3分の2以上があるブラジルは、世界最大のカトリック国で、集まった人たちの中にはブラジルの国旗を持って法王の話を聞く人の姿も見られました。