イスラエル軍は1日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラに軍拠点を攻撃されたことに対する報復として、レバノン側のヒズボラ拠点を砲撃したと発表しました。
ヒズボラの部隊が1日午後4時ごろ、イスラエル軍部隊の拠点に複数の対戦車ミサイルを撃ち込みました。この攻撃で建物1棟と軍の救急車両が損壊しましたが、死傷者は報告されていません。
イスラエル側はミサイルが発射された地点などを標的に、砲弾約100発とヘリコプターからの「ごく限られた」射撃で報復したということです。
ヒズボラの指導者ナスララ師は、シリアとレバノンで複数の拠点がイスラエルの攻撃を受けたとして報復攻撃を予告していました。